オンラインストレージの収益モデルと販売戦略 [ITメモ]

オンラインストレージって知ってますか?

サーバ上に個人のスペースを借りて、オンラインでそこにアクセスすれば、誰でもどこからでもファイルをダウンロードできるというサービスです。

一言で言えば、「ネット上のファイル保管庫」です。

無料のも多くありますが、有料のもあります。

日本では、宅ファイル便やFirestrageなんかが有名どころです。

使い道を簡単に説明すると、基本的には3通りでしょうか。

1.自分で使う
自宅や会社からファイルをアップしておけば、どちらの場所からでも取り出せるので、いちいちUSBなどの外部メディアに入れて持ち運ぶ必要がない。

2.他人に渡すため
人に画像や動画などのファイルを送る場合、通常はメールに添付を思いつきますが、それでは容量が数十メガバイトまでしか送れません。
数百MB以上のファイルでも、オンラインストレージを使えば簡単に送れます。

3.不特定多数の人に公開するため
アップロード先のファイルパス(URL)さえ分かれば、誰でもパソコンにダウンロードすることができます。沢山の人に見てもらいたいファイルを掲示板などに貼ればよいのです。


個人的におすすめは、無料で2GBまで使えるFirestrage(ファイヤストレージ)です。2GBって相当なもんですよ。

さて、完全に無料のものに関しては、どうやって収益を生んでいるのか不明です。バナー広告だって微々たるものでしょうし・・・。

今回は有料のものに関しての話し。有料といっても、基本的には無料で、有料ユーザになれば様々な特典を得ることが出来ます。一番のメリットばサーバ上からファイルをダウンロードする際の転送速度が早くなること。

例えば1GBのファイルを無料で落とすとすると3時間かかるものが、有料ユーザになれば10分で落とせるようになる。早くゲットしたければお金を払ってねということ。

ではどうすれば、課金ユーザを増やせるか。

一人あたりが大量にダウンロードしたくなる仕組みを作ればいい。

といっても、落としたくなるかはコンテンツの善し悪し次第です。

そこで考えたのが、沢山ダウンロードさせればさせるほど、現金を支払うという仕組み。

例えば、1000人が落とせば、500円~2,000円程度支払われたりするようです。

色々考えるもんですね!

気になる人は、人気コンテンツを作ってトライしてみては。といってもなかなかこれで儲けるのは難しい仕組みになっているようです。
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